北重の強み/OUR STRENGTHS
新しく購入する鉄道車両が良いものとなるように、性能やスペックだけでなく使いやすさにも配慮して車両を提案致します。
いわゆるカタログ売りではなく車両価格やランニングコストを抑えつつ、現場で実際に使用する方々が使いやすい車両を実現するためにお客様と打ち合わせを重ねています。
50年以上にわたり鉄道車両を設計・製作してきたノウハウを生かし、最適な車両を設計いたします。
専任の設計者を設けて車両の外観や装備品だけでなく、操作盤のボタンの配置や手摺・ステップの形状に至るまでご要望に応じて細かく調整します。
もっとこうしたいという要望に応じて一から設計も可能です。
設計・製缶・塗装・組立・電気艤装までを自社一貫生産しているため、急な仕様変更やトラブル時にも素早く対処が可能です。
車両納車後も部品の交換や定期点検はもちろん、改造やソフト修正を含め何かご要望がありましたらお気軽にご相談ください。また万が一車両に何かあった場合、即座に対応チームを編成し復旧作業にあたります。
こういった対応は日本のみならず海外のお客様が相手でも変わることはありません。
お客様が使っていて喜んでいただけるような鉄道車両の製造。
そんな取り組みを今までも、そしてこれからも、続けてまいります。
日刊工業新聞に掲載(2010年8月5日付け第一面)された記事をご覧ください。
鉄道RAMSとは、Reliability(信頼性)、Availability(可用性)、Maintainability(保守性)、Safety(安全性)の頭文字を取ったものです。
近年、海外(特にヨーロッパや東南アジア)の鉄道プロジェクトの契約ではこのRAMS規格を適用することが求められており、これに対応できない会社は契約を得ることができません。
日本の鉄道車両は疑うことなく世界最高の品質レベルですが、もともと欧州発の規格であり、データに基づく技術的な事前検証が事細かに求められることから、そもそもデータの蓄積に熱心ではなかった日本企業のRAMSへの対応は遅れをとっています。最近は客車のみならず、保守用車についてもRAMSが求められる傾向にあり、当社でもRAMSの対応に取り組むことにしたものです。
当社が作成する書類には以下のものがあります。
1 | Equipment System Assurance Plan | システム安全計画 |
---|---|---|
2 | Design Safety Studies | 設計安全研究 |
3 | Equipment Safety Requirement Specification | 安全要求仕様 |
4 | Equipment Hazard Analysis and Hazard Log Report | ハザード分析&ハザードログ報告 |
5 | System Hazard Analysis | システムハザード分析 |
6 | Subsystem Hazard Analysis | サブシステムハザード分析 |
7 | Interface Hazard Analysis | インターフェイスハザード分析 |
8 | Operating System Hazard Analysis | オペレーションシステムハザード分 |
9 | Equipment Fire Engineering Report | 防火工学 |
10 | Equipment FMECA Report | 故障状況及び影響分析 |
11 | Equipment FTA | 故障系統分析 |
12 | Engineering Safety Validation Plan | 安全確認計画 |
13 | Engineering Safety Validation Report | 安全確認報告 |
14 | Engineering Safety Verificatin Plan | 安全立証計画 |
15 | Engineering Safety Verificatin Report | 安全立証報告 |
16 | Equipment System Assurance Report include QA | QAを含んだSA報告 |
17 | Equipment RAM Demonstration Test Plan RAM | デモテスト計画 |
18 | Equipment RAM Demonstration Report RAM | RAMデモ報告 |
19 | RAM Analysis & Prediction Report RAM | 分析&予知報告 |